フクロモモンガは食べる姿がとても可愛いのでつい色々なものを与えがちになりますが、何でもかんでも与えていいわけではありません。
その食べ物のせいで体調を崩したりしてしまう恐れがあるので、食べてもいいものといけないものを理解しておきましょう。
フクロモモンガの食性
フクロモモンガは雑食性であり、季節によって植物質なものを食べたり動物質なものを食べたりしています。
植物質の中では、ユーカリやアカシアの花蜜などを食べたりします。
動物質では、昆虫や鳥の卵、トカゲなどの小さな生き物を食べたりしています。
しかし、これらを食べたからといって栄養バランスがちゃんと取れているかと言えば取れてません。
バランスの良い食事を与えることを心がけましょう。
今回は、バランスの良い食事を作る際に役立つ食べれる種物食べれない食べ物を紹介していきます。
フクロモモンガ 食べれる食べ物~野菜編~
まずは食べれる野菜から紹介していきます。
- キャベツ
- ニンジン
- トマト
- グリーンピース
- アスパラガス
- セロリ
- 白菜
- トウモロコシ(少量)
- きゅうり
- ナス
- さやいんげん
- ケール
- レタス
- オクラ
- 枝豆
- エンドウ豆
- ジャガイモ
- かぼちゃ
- さやえんどう
- 小松菜
- チンゲンサイ
- ピーマン(緑・赤)
- 焼き芋
- ニカブ
- クレソン
- ズッキー
- ブロッコリー(少量)
フクロモモンガ 食べれる食べ物~フルーツ編~
食べれるフルーツを紹介していきます。
- リンゴ
- アプリコット
- バナナ
- ブラックベリー
- ブルーベリー
- サクランボ
- ココナッツ
- クランベリー
- いちじく
- ブドウ
- イチゴ
- グレープフルーツ
- キウイ
- ビワ
- マンゴー
- ネクタリン
- スイカ
- メロン
- 桑の実
- オレンジ
- パパイア
- パッションフルーツ
- 桃
- 西洋梨
- 梨
- 柿
- パイナップル
- ザクロ
- プルーン
- デーツ
食べさせてはいけないもの
ここからは絶対に食べさせてはいけない食べ物をご紹介します。
- 玉ねぎやネギ
→玉ねぎやネギなどのネギ類は血液凝固させる成分が入っているため、貧血や下痢、肝臓病などを引き起こす心配があります。
- ニラやニンニク
→ニラやニンニク、ラッキョウ、エシャロットなどもネギ類と同様、食べさせるのは避けておきたい野菜となっています。
- じゃがいも
→じゃがいもの表皮には「ソラニン」という成分が、黒く腐った部分には「セプシン」という成分があり、モモンガが食べると中毒症状を起こすことがあります。
- トマト
→トマトは食べれる野菜に入ってましたが、トマトの実の部分は大丈夫ですが、茎やヘタには「ソラニン」が含まれるのできちんと取り除いてから与えましょう。
また、実の部分にあっても、まだ青いものはモモンガの身体には良くないので気をつけましょう。
- ショウガ
→成分的には問題ないですが、刺激が強すぎるのでフクロモモンガにとってあまり良くはありません。
腎臓、肝臓に負担がかかりやすくなってしまいます。
- ほうれん草
→ほうれんには「シュウ酸」という成分が含まれており、できれば避けたい成分となっています。
腎臓、尿道に石が出来てしまう恐れがあります。
- レタス
→「硝酸塩」を多く含み、また、水分も豊富なので過食すると下痢の原因となってしまいます。
過食に気をつけましょう。
- くだものの種
→リンゴなどおすすめのくだものがありますが、リンゴの種は毒性が強いので避けましょう。
柿やアンズ、桃、サクランボ、梅に関しても種を食べてはいけません。
- アボカド
→アボカドの葉や枝、樹脂には毒性の物質が含まれています。
実の方にも毒性の物質が含まれている可能性があるので避けておきましょう。
- パイナップル
→パイナップル自体問題はありませんが、特に未成熟なものにおいては避けておきましょう。
- 牛乳
→モモンガは牛乳に含まれる「乳糖」を分解できないため、飲むと下痢を引き起こします。
ミルクを飲ませたいのであれば、必ず小動物用のミルクを使用しましょう。
- お菓子類
→砂糖が入っているものはあげてはいけません。
缶詰にも砂糖がたくさん入っているのであげてはいけません。
- チョコ、ココア、コーヒー
→カフェイン中毒や、チョコレート中毒を起こすことがあります。
大量に摂取することによって死に至る事もあるので注意が必要です。
フクロモモンガ 食べれるもの食べられないものまとめ
フクロモモンガは雑食性なので色々なものに興味を示して食べますが、意外と多くの食べてはいけないものがあるため、飼い主さんが気をつけなくてはなりません。
フクロモモンガは虫も食べますが、食べるからといって野生の虫を与えることは絶対にしてはいけません。
野生の虫は寄生虫が付いている事が多々あります。
虫を与える際は店で購入したものを与えましょう。
飼い主としての正しい知識をつけましょう!
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